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拝郷メイコ & 諫山実生 2009年唄始め 『エンギモノ』

LUCID NOTE SHIBUYA

昨夏以来暫く足の遠のいていたセブンスへ行く。今日は拝郷メイコさんと諫山実生さんのツーマン。どちらもお初。

入場時にはお手製のおみくじ、開演前にはお二人のツー・ショット撮り下ろしVTR、終演後にはお二人デュオの音源デモ、退場時にはご祝儀袋などなど・・・、ひとつ一つはちょっぴりチープだけれど、まとめてみると周到に準備された小技で盛りだくさん。ファン・サービスも手慣れたもので、皆さん随分楽しまれてた。

ライヴは、先に諌山さんのピアノ弾き語り。数曲を除いて五十分間ずっと、しっとり切ない曲ばかりだったけれど、妖しい三拍子と大御所のカヴァー曲にはしびれた。最後の「手紙」って曲はおハコなんだろうな。

拝郷さんはギター弾き語り。ライヴ用に創られたような曲あり、気分で追加した曲あり、泣かせる歌ありで、引き出しの数も多くて中身もぎっしり。ポロロンから次第にジャカジャンと盛り上げていくギターは、予想外にロックン・ロール。フル・バンドで聴いてみたい曲もいくつかあって、お声や見た目から受ける印象を覆す。こういうライヴ感っていいね。

年の初めの一発目にセブンス。ベーシックだけれど思ってたよりいいじゃん。鉄平さんともコミュニケーションできたし。いい年になりそうです。