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corcovado ワンマン ~日本語ボッサのパイオニア コルコバードがお届けするちょっと早めのクリスマス!~

LUCID NOTE SHIBUYA

年末のご挨拶を兼ねて.switchへ。雨が冷たい。

DJと聞くと、ターンテーブルぐるぐるとかレッツだぁんす!とかってイメージばかりだけれど、そんなこともないんだね。今日のブラジリアンの選曲には面食らった。corcovadoさんらは、なんでも10年以上も続けてらっしゃるそうで、ステージの上も下も、年齢構成がご達者な方々に偏っていて、なるほど居心地がいい。

メンバー8名のうち紅一点の八反田さんのヴォーカルは、はなうたのようなボッサ。ギター&ヴォーカルの宮田さんも静かに語るようなボッサ。全編オリジナルで、リリックが日本語なのも庶民風でボッサ。サブジェクトがとたんに変わる気分次第のMCもボッサ。天気のよい休日の昼間に聴きたくなるようなボッサ。極めてるな、ボッサ。ざっつ・らいと。たのしかったぁ。

そして終演後、ひとしきり待つ。「今年もありがとう」って言おうと思ってたのだけれど、出てきた言葉が「douが決まったそうで・・・」になってしまった。彼らがduoでライヴができるくらいになってきたことに、実は嬉しくてしようがない。しかもこの企画で出演されるなんて、なにより嬉しい。

企画主催者によるキャッチはこう。(全文ママ)

「L’ULTIMO duo」は才能ある若手アーティストを発掘し、紹介するというイベントコンセプトを元に、開催されるイベントです。前回は、羊毛とおはな、ベベチオ、Dewという注目の3組が出演しました。今回は前回に負けない位、話題性のあるアーティスト達が出演してくれます。1組目はクロスオーバーシーンで話題沸騰の「ジルデコイ・アソシエーション」、2組目はジャズでもクラシックでもない、2人組ハイブリッドインストゥルメンタルユニット「→Pia-no-jaC←」、3組目はvocal.YUUMIとbass.藤谷一郎の2人組ユニット「unistyle」。