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西田あい プレミアム トーク&ライブ vol.2

LUCID NOTE SHIBUYA

日曜のお昼の歌謡ショー。

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事務所がご近所さんってだけのよしみで西田あいさんのライヴへ。80分、12曲、5,500円ナリ。道玄坂2丁目。

MCの随所で演歌とは言わず歌謡曲とおっしゃるのだが、ここまで時代が進化するとどっちでもいいくらいにその境目がなくなってきたよね。男性の某ベテラン歌謡歌手が全編アメリカンカントリーのライヴをやってみたり、女性の大御所シンガーがジャズクラブでジャズってたりする昨今、今日の西田さんは歌謡曲をピアノアレンジで歌いまくるという、なんとも節操がないというか、ロックじゃないというか(笑)

ライブは、往年のアイドルポップ、懐かしのニューミュージック、和製ソウル、フォーク、ド歌謡曲などをちりばめつつ、オリジナルもしっかり。「涙割り」のピアノアレンジがなかなか凝ってて面白かったなあ。リズムを刻めないライヴって起伏がないので途中で飽きちゃうことも多いけど、そこを西田さんがそつのない歌唱力とトークでカバーしてた感じ。それにしても歌うまいなあ。「愛のメモリー」もあんなふうにふざけずに、ぎりぎりまでキーを下げたアレンジでブラッシュアップすれば、難なく歌にも凄味が出そうな感じだったしなあ(楽曲へのリスペクトが足りんw)。

一方でいただけないのはお客さんなんだよね。伴奏が終わらないうちに拍手始めちゃうとか、フラッシュ使って写真バンバン撮っちゃうとか、こういう輩が多いのもこの手の音楽が流行らない原因なんだけど、そういうお客さんにさえも媚びないとやってけないってのは、なんだか寂しいね。あれだけ歌うまいんだし、トークなしで歌だけで勝負っていうライブ、西田さんにもやってほしいな、バンドアレンジで。

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最後の頁っていい曲だったなあ。目指せ、紅白!